第14回 京都栄養医療専門学校 講師 植杉 優一先生2025.12.22
どんなことを教えていますか?

本校では、栄養士と管理栄養士の養成を行っています。私は主にスポーツ栄養学と、社会・環境と健康(公衆衛生学)を担当し、座学だけでなく実習も担当しています。近年、スポーツ選手を食事面から支えるスポーツ栄養士のニーズは年々高まっています。授業では、「たくさん食べるための工夫」や「不足しがちな栄養素をどう補うか」といった、現場で役立つ栄養学を中心に指導しています。また、スポーツ選手の1日の食事を実際に作る調理実習も行い、理論と実際を結びつけた学びを大切にしています。
先生になったきっかけ
高校時代、陸上競技に取り組んでいたことが原点です。当初は体育教師の道も考えていましたが、「競技者を支える立場として関わりたい」という思いから、スポーツ栄養士を志しました。もともと人に教えることが好きだったこともあり、現在は教育の立場から次世代の管理栄養士を育てる仕事に携わっています。
専門学校のいいところ

本校の学生は、管理栄養士国家試験合格という明確な目標を持って入学してくるため、学習意欲が非常に高いと感じています。また、社会人経験を経て学び直しで入学される学生も多く、教育に対する期待値や本気度が高い点も、本校ならではの特徴です。「学ぶ目的がはっきりしている学生が集まる環境」であることは、専門学校ならではの大きな魅力だと思います。
授業で意識しているところ

授業では、「専門性の高い内容」と「分かりやすく丁寧な説明」、この両方をバランスよく織り交ぜるこことを特に意識しています。一方的に話すのではなく、学生との対話を大切にし、ブレイクタイムを設けながら「分からないところはないか」を常に確認しています。また、本校では管理栄養士国家試験対策講座を週 3 回開講し、一人ひとりの苦手分野を把握した上で、重点的な個別指導を行っています。その積み重ねにより、管理栄養士国家試験合格率は過去7年平均で97.5%と、高い実績を維持しています。学生が気軽に質問できる、安心して学べる環境づくりも大切にしています。
管理栄養士を目指す学生に向けて
患者さん、スポーツ選手など、関わる相手はさまざまですが、一人ひとりに寄り添える管理栄養士になってほしいと思っています。管理栄養士は決して一人で完結する仕事ではありません。医療現場では医師や看護師、スポーツ現場ではトレーナーやメディカルスタッフ、監督、コーチなど、他職種と連携しながら力を発揮する職業です。ぜひ、本校で、専門知識だけでなく、人と協力しながら現場で活躍できる力を身につけてください。



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