専修学校
関係者向け

#知る専コラム

創刊のご挨拶金城 太一(文部科学省 総合教育政策局 専修学校教育振興室長)

令和2年度も残すところあとわずかとなりましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

今年度は、新型コロナウイルス感染症に振り回された1年だったことと推察いたします。専修学校の教職員の皆さまにおかれては、現場の最前線に立って、学生・生徒に寄り添い、先の見えない不安の中で、感染対策や、年間指導計画の度重なる見直し、卒業年次の学生・生徒の献身的なサポート、就職活動の支援、インターンシップや実習、学校行事など日々の教育活動、留学生対応などに奮闘され、この1年間、学びを支えていただきました。この場を借りて、全国の教職員の皆様に心より敬意と感謝を申し上げます。

さて、本日(令和3年3月9日)、萩生田文部科学大臣が、専修学校に関する新たな広報プロジェクトである「専修学校 #知る専」の立ち上げを発表いたしました。

「専修学校 #知る専」は、地域の中核的人材や専門職業人の養成機関として重要な役割を果たしている専修学校の魅力を、中高生や教職員、保護者など多くの方に知っていただくための取組です。

この取組は、専修学校の魅力発信のためのポータルサイトや、YouTube チャンネル、Twitter、メルマガを新たに構築し、専修学校や専修学校生にも参画いただき、様々な情報発信を行うもので、文部科学省でも例のない「参加型の広報プロジェクト」です。

この取組の一貫として、専修学校の教職員の皆様や、中学校・高等学校の教職員の皆様をはじめ、専修学校教育に関心を寄せていただいている全ての皆様に対し、専修学校教育に関するホットな情報を直接お届けするため、メールマガジンを創刊することといたしました。専修学校教育に特化したメールマガジンは初めての試みとなります。

本メールマガジンでは、専修学校関係者や有識者によるリレーコラム、イベント情報、ポータルサイトの新着情報、閲覧件数の多いコンテンツの紹介、文部科学省の委託事業の成果や新型コロナウイルス感染症に係る通知など行政からの情報などを整理してお届けする予定です。

なるべく多くの方にお読みいただきたいので、是非、周囲の方にも広めていただけると幸いです。
更新頻度は概ね月1~2回程度としております。細く長く続けられるよう、皆さまからのお声も聞きつつ、お届けする内容についても工夫、改善してまいります。

なお、今後(令和3年度)の「専修学校 #知る専」の展開ですが、専修学校の生徒や教職員が Instagramでハッシュタグ「#知る専」をつけて投稿すると特設ポータルサイトに連動して掲載される仕組みを導入する予定です。また、専修学校生に対し、本プロジェクトのロゴマークを募集いたします。専修学校の生徒の皆さんには是非、奮ってご参加いただきたいと思っています。

最後になりましたが、今後も私ども専修学校教育振興室では、専修学校教育の発展・充実のために努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

(メールマガジン第1号(2021.3.9配信)に掲載)