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第12回 北海道情報専門学校 飯野和真先生2024.08.06

1968年に開校した北海道情報専門学校は、北海道で一番古い情報処理系専門学校。創立者が電子や電波を扱う企業の経営者だったこともあり「これからは情報産業の時代がくる」との思いで人材育成のために学校を創立。大学も併設されており、「大学併修科」で4年間学べば「大卒」の学歴と「高度専門士」の称号の両方が得られる。「大学と専門学校とで同時に過ごすことができるため、様々な経験ができる」という生徒の声もありました。

「笑顔」を大切に、毎日が真剣勝負!

もともと当校の専門学校および併設大学の卒業生で、恩師から声がかかってこちらの先生になったという飯野和真先生。

「それまでずっと企業で7年間SEをしていまして、『人に教える』ということに興味がなかったんです。でも恩師もここの学校の卒業生で、『自分の番が来たのかな』ということで、できるかどうかはわからないけれど『やってみよう!』と引き受けることにしました」。

実際に先生になってみた感想をうかがうと「とにかく面白い。学生のリアクションも生徒一人ひとりで違うので、気が付いたら16年もこの仕事をしていますが、全然飽きません」とのこと。

授業で気をつけていることは、「学生を飽きさせないことです。教えている内容に関してももちろんですが、彼らが何に興味があるのか、常に情報はアップデートするようにしています。とはいえ一番うけるのは私のエンジニア時代の失敗話なんですけどね(笑)」と語ります。

授業はもちろん、生徒の進路指導なども担当している飯野先生。「本人が目指している業界に向けて、エントリーシートや面接などについてアドバイスしてきて、希望通りに内定が出て、その後も活躍している、という話をきくと本当にうれしいですね。これからも学生たちの期待に応えられるように、自分自身も常に成長していきたいと思っています」。