専修学校
関係者向け

OBOG INTERVIEW「将来こうなりたい」というイメージに向かって学びと仕事を続けてきました。

小田島 有太(おだしま ゆうた)さん

学校法人菅原学園 専門学校デジタルアーツ仙台 ミュージックスタッフ科 サウンドディレクターコース(現PAエンジニアコース)

今の仕事の内容は?

PAエンジニアをしています。基本はアーティストに帯同する形で全国各地のライブハウスやホール、ロックフェスティバルなどでアーティストの音をお客様にしっかりと届ける仕事が中心です。昨今の状況で多くなってきた配信ライブでのミックスや、ライブの収録などを担当することもあります。

今の仕事を選んだきっかけは?

大学時代に組んでいたバンドで初めてライブハウスに出演した際、PAエンジニアの仕事に興味を持ち、「自分がなりたいのはこれだ!」と思い、大学を退学して専門学校に入りました。

今の仕事のやりがいは?今後の夢や目標は?

ツアー中は基本的に機材車や公共交通機関で全国各地を移動し、機材搬入→リハーサル→本番→機材搬出→打ち上げ、という生活の繰り返しになります。そう行った生活の中でアーティストとの絆が深まっていく感じや、他スタッフとのチーム感が増していく感じ、そういうものにとてもやりがいを感じています。

国内は47都道府県行きましたし、アジアツアー、イギリスツアーなどの海外での公演も経験しました。
海外での仕事は日本での仕事の何倍も大変(言葉の壁含む)ですが、それぞれのその分達成感も大きいです。まだまだこれからも技術を磨いて、色々な土地や国でアーティストと一緒に音を出していきたいです。そしていつか、自分のそういった経験を伝えられる人間にもなっていけたらなと思っています。

専修学校時代の思い出は?

全部良い思い出ですが、PAクラスのチーフを任され、同級生のみんなと1年かけて準備し創り上げたZepp Sendaiでの卒業制作は今でも忘れられないです。沢山喧嘩して沢山泣きました。笑

学校での学びが活かされている仕事の場面は?

知識的な部分はもちろんですが、実際に機材を使用しての実習での学びが大きく活かされていると思います。自分が通っていた学校には大きなホールがあり、そのホールに常設されている機材はプロの現場でも使用されているものです。学校の機材を使用して、野外等の現場での学びの機会が多かったのも良かったと思います。

~ 未来の後輩へのアドバイス ~

私が現在の仕事にたどり着くまでに、音響会社で5年、ライブハウスで5年、上京して5年の道のりがありましたが、「数年後にはこうなっていたい」というイメージは常に持ち続けてきました。
なんとなくでも良いので、将来こうなりたいという目標を持っておくことは大切だと思います。
また、在学中は色々な現場を先生方から紹介していただく機会があるかと思います。この業界は人の繋がりが大きいので、できるだけ多くの現場に行って沢山の人に会って欲しいです。僕も専門学校時代を含め、本当に人に恵まれてここまでやってくることができました。
いつかそういった人の繋がりで自分と出会い、一緒に仕事ができる日が来ることを楽しみにしております!

2021.06.29

学校法人菅原学園 専門学校デジタルアーツ仙台
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