在校生インタビュー
氏 名:深田 晋爾 さん(59歳)
現所属先:保育福祉科 夜間主コース 土曜クラス
前 職:会社員(新聞業界)
保育の専門学校ならではの学びや授業としては、どんなものがありますか?
「愛はアート(技術・芸術)であり、アートには習練が必要である」という言葉があります。この「愛」を「保育」に置き換えても同じで、どんなアーティスト(=保育者)も常日頃からの現場での習練無くしてアーティストたりえません。日本児童教育専門学校には、日々現場で働いている講師の先生方が大勢いるので、教科書では学べない、その“習練の極意”を直接学べます。
学んでみて知った保育分野の大変なことは?
ある大学の先生が、「すべての学問は保育に通じる」と言っていましたが、実際に保育を学んでみると、その言葉どおり、様々な分野の知識が必要でその幅の広さや奥の深さに驚きました。子どものことを知るだけでも大変なのに、共に働く保育者のことや共に育てる保護者、地域住民との関り方など、保育に関わる人間関係のことだけでも学ぶことはたくさんあります。「子どもと遊んでいればお金がもらえていいね」などという偏見も世間にはあるようですが、とんでもありません。とても専門性の高い職業です。しかし、それに見合った評価や報酬が与えられていないのは残念です。
実習に行ってみての率直な感想と今後の後輩へのアドバイス
実習の現場では、様々な状況に応じて臨機応変に素早く対処しなければならず、計画通りに行かなくて大変なことも多いです。実習期間は目まぐるしく、あっという間に終わってしまった感じです。しかし、子どもたちと一生懸命向き合ったおかげで最終日に子どもたちからすてきなプレゼント(笑顔)をもらうことが出来て感動しました。
保育士を志したきっかけは?
きっかけは、数年前に、知人の3歳の娘さんからせがまれて抱っこをしたところ、その娘さんがとても喜び、一緒に遊んでくれたことです。第二の人生は、子どもたちのために働ける仕事に就きたいと思っていたため、その娘さんの笑顔が心に残りました。
その中で日本児童教育専門学校を選択した理由は?
柔軟性のあるカリキュラム構成など、働きながら学べる環境づくりに熱心な学校だったからです。特に社会人にとっては学びやすい環境を整えていると思いました。
現在の学校生活はどうですか?
10代から、社会経験を積んだ50代まで、いろいろなクラスメイトが集まっているので、多様性があって面白いです。
2021.12.14
学校法人敬心学園 日本児童教育専門学校
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