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留学生の就職後の定着率が高いワケ

富山情報ビジネス専門学校
http://www.bit.urayama.ac.jp

富山情報ビジネス専門学校「インターナショナルビジネス学科」を卒業した留学生の過去3年の離職率は、ほぼ0%、就職後の定着率がとても高いです。
留学生の就職後の定着率を高めるためには、「本人にも企業にもプラスになる」就職をさせなければいけません。「ミスマッチ」が起これば当然、本人にも企業にもマイナスとなり離職という問題が起きます。

では、どうしたら「ミスマッチ」が起きないか。
富山情報ビジネス専門学校では、以下の2つを重要視して就職支援を行っています。

【Point1】 企業ニーズの把握
「企業側はどのような留学生を入社させたいのか」ということを、学校として常に意識する必要があります。学科として、その方向性に一致した方針がなければ当然結果は出てきません。
「企業が求める人材像」について、関係各社から発表されている情報を見ていると、圧倒的に求められている項目は「日本語力」「コミュニケーション力」の高い留学生です。
 実際、インターナショナルビジネス学科を設置した当初は、入学時の日本語のレベルを緩めに設定して「募集定員充足」に全力を傾けていました。その結果、卒業時の「日本語力」「コミュニケーション力」、また、最終的な就職、ということにおいて、結果はあまりよいものとはなりませんでした。
 その失敗経験から学生募集の方針を転換し、一定レベルの日本語力がない学生は内部進学であっても受け入れないこととしました。結果、学生の意識も高まり、在学中に「N1を取得する」という明確な目標を持てるまでになりました。もちろんN1のハードルは高く、実際に合格できる学生も一握りに過ぎませんが、「JLPT」という科目を専門の日本語教員が担当するようにしたことで、底上げができ、「N2合格は当たり前」という雰囲気のもと、N1取得学生も輩出することができています。

【Point2】 求められる人材の育成と技人国VISA取得支援
 上記の通り、日本語力の向上を絶対的な基盤としてコミュニケーション能力とその他の事務遂行能力が必要となりますが、もう一つ大切なのが「より高いキャリア意識」です。
 インターナショナルビジネス学科では「高い日本語力で技術・人文・国際VISA(以下技人国VISA)による就職を!」という方針のもと、就職活動を支援し続けてきました。安易に「特定技能VISA」に傾倒することなく、どこまでもキャリアアップできる在留資格での就職を目指すということに注力してきました。
 ただ、そのためには確実に技人国VISAが取得できる支援体制がなければ成り立たちません。行政書士の中にはこの分野に長けた専門家もおり、そういった行政書士としっかり連携することが極めて重要です。
 様々な失敗経験から3年前に技人国VISA取得100%体制を作って以来、卒業生から「会社に入って辛いこともあるけど、とても充実しています。」という声をよく聞きます。昨年度の卒業生の中には入社半年で中小企業設計部の重要な役割を担う人材に育っている人材もいます。以下、卒業生は有効期間5年の技人国VISAを取得し、現在勤務している会社のホームページでも紹介されています。


令和3年度インターナショナルビジネス学科卒業生
株式会社アプトシンコー 設計部 パパさん(ミャンマー出身)
https://www.apt-shinko.co.jp/news/8809/


今後も更に「日本で活躍できる高度人材育成」のために留学生、企業と共に成長していきたいと思います。

富山情報ビジネス専門学校
富山県射水市三ケ576