この度、認定NPO法人「地球市民の会」が、佐賀県内でのSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みをまとめた冊子「SDGsアクションさが」に佐賀星生学園が掲載されました。
「生徒それぞれの強みを活かせる学校は、社会の中で子どもたちを誰ひとり置き去りにしないことにつながっている」との観点から、SDGs17の目標のひとつ『4:質の高い教育をみんなに』の事例として紹介されています。
「できないこと」よリ「できること」に焦点を
本校では、未来の望ましい姿をイメージしていく「解決志向」に基づいた教育を実践しています。生徒の問題を取り上げて指導する代わりに、長所や能力などに焦点を当て、なリたい自分の姿を実現させていくものです。
例えば、漢字が苦手な生徒に、無理やり漢字を書かせる よりも上手なこと得意なことを伸ばしていきそれにより、 生徒の能力が発揮されるだけでなく、いつの間にか苦手な漢字も書けるようになる、ということがよくあリます。
本校で未来の自分を描いて育った生徒たちは、「この子たちが不登校だったなんて思えない」と言われるほど、明るく、元気です。自主的に挨拶や行動もできるし、自分の長所や能力を理解し、それを世間に伝えることができます。
今後も、社会自立の第一歩として、子どもたちが自分自身に自信と誇りをもつことができる教育実践を行っていきたいと思います。
2022.11.11
佐賀星生学園
佐賀県佐賀市多布施四丁目3-62