専修学校
関係者向け

OBOG INTERVIEW公立保育園で20数年勤務し、現在は日本児童教育専門学校の専任講師に

笠原 麻衣子(かさはら まいこ)さん

日本児童教育専門学校 専任講師 保育福祉科担任

学校法人敬心学園 日本児童教育専門学校 保育福祉科

今の仕事の内容は?

日本児童教育専門学校の専任講師をしています。
専任講師になる前は、ずっと保育の現場で働いていました。

具体的には、和洋九段女子高等学校を卒業後、日本児童教育専門学校に入学し、その後、20年ほど公立保育園で勤務していました。現在は、後進の育成のために日本児童教育専門学校に戻り、保育福祉科で担任を持っています。

今の仕事を選んだきっかけは?

保育の楽しさを未来の保育者たちに伝えたく、後進の育成側に就いてみようと思いました。

今の仕事のやりがいは?今後の夢や目標は?

ここでは、専任講師としてのやりがいではなく、保育園で働いていた時の「保育者」としてのやりがいを伝えたいと思います。

「保育者」としてのやりがいは、やはり、子どもの成長をみていけることです。

具体的には、私が考えた環境構成の中で、子どもが自発的に楽しんで遊ぶ姿を見たり、私の想像以上の発想力で、子どもがいろいろなことを楽しんでやってみせてくれたとき、保育の活動がどう展開するのかという、終わりのわからない楽しさを感じることができます。

例えば、この環境構成にしたら誰が最初に気づいて遊ぶかな?と考えたり、自分で段取りや準備をした保育活動において、子どもが楽しそうにしている姿を見たりすると、私自身もどんどん楽しくなって、子どもにとってもっと楽しいことってなんだろう?あれやったら楽しいかな?などと考えるようになり、もっともっといろいろな活動をやってみたくなります。

そのような、いろいろな保育の活動の中で、子どもの成長に出会えることは本当に面白いですし、子どもの予想外の発想から私たち保育者も大きな学びをもらえます。保育者とは、固定観念で物事を考えていたら面白くないのだな、と実感させられる、そんな職業です。

卒業した専修学校を選択した理由は?

駅の近くだったというのが大きいですね。高田馬場駅は利便性も高く、駅から徒歩2分という立地は当時の私には魅力的でした(笑)。

専修学校時代の思い出は?

当時の思い出としては、副校長はせっちゃん、担任は秀子、浅岡先生はやすおうと、勝手に愛称で呼んでいたことが真っ先に思い浮かびました。それくらい専任の先生たちと近い存在で、仲が良かったなと思います。

~ 未来の後輩へのアドバイス ~

保育者は子どもと遊ぶだけがお仕事ではなく、大変なこともいっぱいあります。でも、それ以上に、子どもたちの姿から笑顔をもらえる素敵な仕事だと思います。少しでも興味のある方は、是非一度、保育者を目指せる色んな学校に足を運んでみて下さい。 そして、私自身の講師という仕事は、そんな保育者の楽しさを皆さんに伝えていくことのできる、素晴らしい職業だと、誇りに思っています。

2021.11.16

学校法人敬心学園 日本児童教育専門学校
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