東京メディカル・スポーツ専門学校について
学校法人滋慶学園 東京メディカル・スポーツ専門学校は、東京都認可の専門学校です。姉妹校東京スポーツ・レクリエーション専門学校から医療国家資格学科(柔道整復師科・鍼灸師科・理学療法士科)が発展的に独立し、2009年に設立されました。
本校の特色は、スポーツ・健康増進への貢献を「医療専門職」としての技術を活かして行うことにあります。「医療の力でスポーツを仕事に。」というスローガンのもと、医療業界・スポーツ業界で活躍する施術・リハビリテーションの専門家に必要な知識・技術、問題解決能力・コミュニケーション力を身につけ、人々が健康で生きがいに満ちた社会の実現を目指します。
東京メディカル・スポーツ専門学校の就職支援を紹介します
東京メディカル・スポーツ専門学校で学んだ方が、プロフェッショナルとして活躍するための本校の就職支援の取組をご紹介します。
【学内の就職支援体制】
柔道整復師、鍼灸師、理学療法士、アスレティックトレーナーを養成している当校では、学生ひとり一人が同じ時期に活動が開始できるように①準備②活動開始③個別試験対策の3段階で行事を実施し、一人ひとりに寄り添った就職支援をしています。
①準備
2月頃に社会人となるにあたり、自己の勤労観(働くって何?)を周囲と確認し醸成/向上させる、就職講座を実施します。学生は採用の通常の流れを認識、オンデマンド学習により進路希望を固めます。
②活動開始
6月頃、活動意欲の高い学生から順次各社の採用試験を受験開始します。また学校側で病院やクリニック、治療院を集めて【合同就職説明会(*下記参照)】を開催することで、就職活動に躊躇ある学生を後押しします。
③フォロー
9月から履歴書講座/個別面談/就職相談/内定者の不安解消の各種支援を行います。就職支援部署であるキャリアセンターでは、複数名体制で担任と連携しながら、学生に疑問が生じたときに速やかに対応します。
各種の採用イベントでは業界関係者の講話など常に業界の今を伝えるようにし、学生の就職や「働く」ことへの認識が卒後に乖離しないように心掛けています。2020年度のコロナ禍にあっても、オンラインでの採用説明会等を実施することで求人件数を確保し、就職率は就職希望者100%、学んだことを生かす専門就職率は95%と入学前の目標を実現させています。
【合同就職説明会】
毎年当校では、病院やクリニック、治療院、スポーツ系医療機関など複数の就職先にご来校いただき、当校の学生のためだけに就職説明会(合同就職ガイダンス)を行っていただいています。
2020年度はコロナ禍に於ける①学外からの感染防止と、②学外への感染拡大のリスクを忌避し、集団での対面を避けた試みとしてオンラインでの合同就職説明会を開催しました。
これまで実施していたリアル対面での説明会は、会場内で踏み出す勇気なくブースに座ることをためらう、他の聴講学生が多すぎて説明が聞けない、など対面特有の課題がありました。2020年度に実施したオンライン開催は、PCやスマートフォン等から気軽に参加できることで学生の心理的参入障壁がなくなったようで、積極的に決められた時間内で最大の回数説明を聞く学生が多くみられました。オンライン開催によるメリットを感じる挑戦となりました。
また、オンライン開催のため、学生の人数が増えても参加上限を超えることなく、参加した全学生に対しても公平な就業機会の創出ができました。
今後の展開としては当校単独ではなく、異職種養成を行うグループ校も含めて、多業種/多職種を見据えた合同開催も可能になると思われます。学生が異職種と比較検討し自分の選んだ業界が自分に合っていると再認識できる機会を創出したいと考えています。
【卒業後の就職支援】
スポーツチームへのトレーナー就職については、一般募集が殆どありません。トレーナーとして就業したい卒業生向けの支援としてトレーナー人材バンクを運営しています。
プロスポーツチームの関係者や講師、卒業生からの求人依頼が学校宛に毎年届きますが、学内には学生の「卒業時の情報」しか登録がなく、卒後のデータベースの必要性から構築しました。
トレーナー人材バンクは、姉妹校の東京スポーツ・レクリエーション専門学校と当校の卒業生を対象にしています。トレーナー就業希望者は専用HPより個人の卒業後の経歴や取得資格を登録・更新してデータベース化しています。チーム等から学校に求人依頼があると、登録者が閲覧できる掲示板に開示し、資格等必要要件を付帯した登録卒業生にメールでアナウンスして採用窓口と卒業生をマッチングしています。
2021.07.13
学校法人滋慶学園 東京メディカル・スポーツ専門学校
〒134-0088 東京都江戸川区西葛西3-1-16