専修学校
関係者向け

OBOG INTERVIEWたくさんの経験をするからこそ成長がある。失敗することを怖がらず挑戦してみてください。

中澤 友哉(なかざわ・ともや)さん

武蔵野東高等専修学校教員(進路指導・入試広報担当)

学校法人武蔵野東学園 武蔵野東高等専修学校 文化教養高等課程 体育科

今の仕事の内容は?

進路指導部として障がいのある生徒の進路決定に向けて、企業との連絡や職場実習への同行など就労支援業務に携わらせていただいています。また、卒業生が就労先で長期的に勤められるよう職場への定期訪問や必要に応じてジョブコーチとして定着フォロー支援を行っています。
入試広報活動では中学生3年生を対象とした体験入学の企画や、各中学校へ訪問させていただき武蔵野東高等専修学校の魅力を発信しています。

今の仕事を選んだきっかけは?

大学卒業後、2年間は一般企業で勤めていました。しかし、混合教育という人間教育を推進している学校で培ってきたものをもっと活かせるのではないか、未来ある後輩たちに何か一つでも伝えられることがあるのではないかと思い、母校に戻る決断をしました。

卒業した専修学校を選択した理由は?

中学生時代は自分のやりたいことを優先してしまい、当時の担任の先生に「いける学校が無いぞ。」と言われていました。それでも焦ることも無く、変わらぬ日々を過ごしていた時に、兄の友人から武蔵野東高等専修学校を紹介されました。私は「いける学校があるならいいか。」と深く考えずに学校の特色もよく知らないままに入学しました。
しかし、入学後は今までの生活とは一変し、個性豊かな友人と学校生活を過ごすことで、私の中で様々な気持ちの変化が現れました。思いやりの心を持つことの大切さを学び、それに伴って行動も「~がしたい」ではなく「~するべき」と変わっていきました。

専修学校時代の思い出は?

所属していたラグビー部で、3年次の全国大会予選で東京都ベスト8になれたことが一番の思い出です。
2年生の夏休み、大学のオープンキャンパスに行き、ラグビー部の練習にも参加させていただきました。
そこで、一緒に参加していた他校の選手に負けたことが悔しくてただこなしていただけだった私も部活中心の生活へと変わりました。
そこからはチームの仲間と共に練習試合で何度も負けを繰り返しながらも諦めず、最後の大会では準々決勝まで進むことができました。残念ながらその先へ進むことはできませんでしたが、ベスト8まで勝ち残れたことは今でも良い思い出です。

学校での学びが活かされている仕事の場面は?

今、進路指導部として障がいのある生徒の進路決定に携わることができているのも、3年間混合教育を学んできたからだと思います。学校生活の中で一緒に過ごしてきた経験があるからこそ、彼らのことを理解することができ、アドバイスを与えてあげることができています。
また、本校では人前で話す機会や、周囲とコミュニケーションを取ることが多くあります。その経験を活かし、様々な場面で本校の生徒の魅力を伝えられるようになりました。

~ 未来の後輩へのアドバイス ~

分からないことがあるのは当然のことです。失敗することを怖がらず積極的に挑戦してみてください。 たくさんの経験をするからこそ成長があり、自分自身の目標ができるはずです。逆に挑戦しなければ何も始まらずに成長もそこでストップしてしまいます。もし踏み止まってしまいそうだったら周りの先生たちに相談してみてください。武蔵野東高等専修学の先生は一歩を踏み出す勇気を与えてくれるはずです。

2021.06.04

学校法人武蔵野東学園 武蔵野東高等専修学校
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