専修学校
関係者向け

OBOG INTERVIEW繊細な心を持つ子どもたちに寄り添って

堀口 莉紗さん

横浜市小学校勤務

学校法人大谷学園 横浜高等教育専門学校 養護科

今の仕事のやりがいは?今後の夢や目標は?

子どもが大人になる大切な時期に自分が関われることの喜び
主に担任の先生が書いた健康診断のファイルを回収したり、保健室での救急処置や衛生管理に携わっています。そうした中で、保健室に来た子どもが元気を取り戻し「ありがとう」と言って教室に戻っていく姿を見られるのがとても嬉しいです。
保健室以外の場所で会った時も、子どもの方から「今日元気だよ」「この前のケガはもう治ったよ」と笑顔で声をかけてくれて、そんな些細なやりとりもやりがいにつながっています。子どもが大人になっていくかけがえのない時間に自分が存在していることを実感でき、養護教諭になって良かったと思います。

子どもの抱える心身の課題を早期発見・解決できる養護教諭に
どの子も傷つきやすく、繊細な心を持っていると感じます。大人は「そんなことで」とか「大したことじゃない」と思いがちなことも、子どもにとっては一大事なので、常に本人がとても辛い思いをしているということを忘れないようにしています。
これからも子どもの気持ちを受け止め、適切に寄り添うことで信頼関係を築いていくとともに、担任の先生方や保護者の方と連携しながら、子どもの抱える心身の課題を早期発見・解決できる養護教諭を目指していきたいと思います。

専修学校時代の思い出は?

学生生活の様々な不安を解消してくれた養護科全体の交流会
1年生の時、先輩方が学校生活や定期試験、採用試験の対策など、私たちが不安に思っていることをゲームやお茶を楽しみながらざっくばらんにアドバイスしてくれる、養護科全体の交流会がありました。不慣れな学生生活の中にあったので、楽しく明るい雰囲気で様々な不安を解消できたことがとても嬉しく、ありがたかったです。私は4年間の公務員職を経て入学したため、クラスメイトと仲良くできるか心配でしたが、グループワークの授業や緑化委員会の活動を通して、今でも連絡を取り合うほどの友人を得ることができました。

2021.03.09

学校法人大谷学園 横浜高等教育専門学校
〒222-0024 神奈川県横浜市港北区篠原台町36ー37