専修学校
関係者向け

OBOG INTERVIEW藤原さんのところへ行けばなんとかなる。トレーナー冥利に尽きる褒め言葉です。

藤原 良次(ふじわらりょうじ)さん

株式会社アールエフ 代表取締役
全日本スキー連盟 ナショナルトレーナー
きりん鍼灸整骨院 院長

日本医学柔整鍼灸専門学校

今の仕事の内容は?

私は全日本スキー連盟のトレーナーやVリーグ(バレーボール)のチームのトレーナーとして活動しながら、独立開業して「きりん鍼灸整骨院」の院長もつとめています。

今の仕事を選んだきっかけは?

私がトレーナーを始めた時の師匠であるコーチから、資格は飛び道具になるし絶対必要になるから取っておいた方がいい、と勧められたのがきっかけです。日本医専は実技がとにかく充実していて、身についたことは今でもとても役に立っていますので、本当に良かったと思っています。とにかく実技の中で学んでいくことが多いのが日本医専なんです。失敗や苦手な部分も、そうした実技の繰り返しの中で見つかりますし、それを座学などの勉強で補っていく。この繰り返しで得たものは、現場で後々とにかく違いを生んでくれますね。

今の仕事のやりがいは?今後の夢や目標は?

振り返ると、日本医専に入学するたびにステップアップしていっているんですよね。最初はスキーの名も無いトレーナーから、鍼灸師になるため日本医専で学び、その後ご紹介をいただきスピードスケートのチームや社会人スキーチームのトレーナーをさせていただきました。そして再び日本医専で柔道整復師になるために学び始めてから、スキーの全日本代表を担当させていただくようになりました。そして開業していますので、とても充実したトレーナー人生となっています。
鍼灸師と柔道整復師のW資格というのは、特にお勧めです。鍼灸はコンディショニングで取れないけがの痛みも鍼で取れたり動きが改善することもありますし、逆に外傷や骨には柔道整復師としての知識や経験が重要となります。この両方を学んでいる私は、現場で臨機応変に治療を変えますし、機材など準備についてもあらゆるものを用意して対応します。それが違いを生み、今では「藤原さんのところに行けばなんとかなる」と言われているらしいです。トレーナー冥利に尽きます。

~ 未来の後輩へのアドバイス ~

私もトレーナーとして成長してくることができ、後進の育成にも力を入れる立場になってきましたが、これから目指す方には、世界に目を向けてワールドワイドに活躍してほしいですね。日本はまだまだ終身雇用ですが、世界では1年単位での契約は当たり前です。ただ本当に力があれば、監督やコーチは変わってもトレーナーは選手の信頼を得てずっと変わらない。どこでも通用するトレーナーになるには、選手を支えてあげ、高みに連れて行ってあげられる存在になることです。日本医専は、海外での研修も進めている学校ですし、海外からの先生も来ています。それにオリンピックを始め海外で活躍する選手やその選手を担当するトレーナーとの交流もあり、実際に彼らから学ぶチャンスが溢れています。そういう環境は貴重だと思います。そういった環境を活かしてどんどんチャンスをつかんでいってください。

2021.03.09

日本医学柔整鍼灸専門学校
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