専修学校
関係者向け

OBOG INTERVIEW経験を重ねながら日々積み上げてゆく憧れの“グランドスタッフ像”

相馬 南海(そうま みなみ)さん

株式会社JALスカイ 国際パッセンジャーサービス担当

学校法人トラベルジャーナル学園 ホスピタリティ ツーリズム専門学校 グランドスタッフコース

今の仕事の内容は?

空港内にある搭乗手続きカウンターにて、お客さまの渡航書類の確認、お荷物のお預かり、搭乗口前にて担当便の出発準備、お客さまの誘導・ご案内、アナウンス業務、遺失物対応等を主に行っております。
勤務はシフト制です。出社後、チーム内にてブリーフィングを行いその日1日の便の運航状況やお客さま情報など特記事項を把握。
その後、持ち場につき担当の業務を行います。業務終了時には、足りない備品(搭乗券やお鞄用のタグ等)を補充し、遅番・翌日に早番に引き継ぎを実施。再度、チーム内にてブリーフィングを行い、1日の出来事を共有や反省を行い業務が終了します。

今の仕事のやりがいは?今後の夢や目標は?

世界からのお客さまを最初にお迎えするのが我々グランドスタッフです。お客さまと接する時間はわずかですが、その限られた時間の中でお一人おひとりに対し、常に自ら考え試行錯誤し続けられるところが魅力です。目標として、お客さまから信頼されるグランドスタッフになりたいと考えております。
地上でお客さまと接する時間はわずかではございますが、その限られた時間の中で安心感を与える事が出来たならば、会社への信頼にも繋がるのではないかと思います。『あの時出会ったJALのグランドスタッフのあのサービス』そんなふとした良い記憶がお客さまに残るような接客を心掛けていきたいです。今後目の前にある事一つ一つに対し、目を背ける事なく、常に全力で挑戦していきたいです。
また、常に感謝の気持ちを忘れない事を心掛けております。お客さまが日本航空を利用して下さる事に対して、感謝の気持ちをもって業務にあたる事で、行動にも表情にも変化が出たと実感しております。又共に働く仲間への感謝をする事により、視野が広がり業務への意識が高まりました。

今でも忘れられないエピソードは、3年振りにご帰国されたお客さまのお荷物が未着になってしまいました。精一杯の謝罪に最初は厳しい表情だったお客さまのお気持ちも段々と和らぎ、現地でのお仕事についてお話しして下さるようになりました。最後にお見送りする際には、「日本航空はやっぱり日本の顔だね。久々に日本のサービスを受けられて嬉しかったよ、ありがとう。」とのお言葉をいただきました。現場で働くスタッフとして、お客さまからの温かいお言葉はとても嬉しく、またそのような状況の中でも感謝の言葉を伝えることのできるお客さまをとても素敵だと感じました。

専修学校時代の思い出は?

入学時の私は人前に出ると緊張してしまい、自分の意思は伝えられず、ことあるごとに落ち込んでばかりでした。学校独自の留学制度に参加後、周りと自分を比べることがなくなり、留学前とは違う自分に成長できました。

~ 未来の後輩へのアドバイス ~

グランドスタッフは仕事のやりがいが詰まった夢のあるお仕事です。安全を常に念頭に置きながら、時間と体力との勝負が多く決して容易な仕事ではございませんが、その分責任感ややりがいが詰まっています。空港は様々なバックグラウンドのあるお客さまがいらっしゃいます。一番初めにお客様とお会いする事が出来る日本と空の玄関で、行先に関わらずどのようなお客さまにも空港から素敵な旅をして頂けるよう、自ら考え試行錯誤出来るところも魅力の一つだと思います。
常に挑戦が出来る仕事である為、自分を変えたいという想いがある方はぜひ挑戦してみて下さい!私もそのうちの1人でした。共に挑戦し続けましょう!

2021.06.15

学校法人トラベルジャーナル学園 ホスピタリティ ツーリズム専門学校
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