専修学校
関係者向け

OBOG INTERVIEW時刻通りに列車が来る、「当たり前」な日々を守る

臼井 大樹(うすい だいき)さん

京成電鉄株式会社 運転士

駿台トラベル&ホテル専門学校 鉄道学科 鉄道コース

今の仕事の内容は?

運転士として、上野から成田空港を結ぶ京成本線をはじめ、京成電鉄の一般列車全線の運転業務を行っております。
それ以外にも事故や車両故障が発生した場合には、初動対応として救護活動や復旧処置などにあたることもあります。
勤務体系は「朝から昼過ぎまでの日勤」「昼過ぎから夜までの日勤」、そして「最終列車から始発列車までを担当する泊まり勤務」がローテーションで回ってくるようになっています。

今の仕事のやりがいは?今後の夢や目標は?

利用するお客様にとって、鉄道は時間通りに運行されるのが当たり前になっています。
しかし運転士から見ると、同じ時刻の列車でも車種や乗車人数、天候などの違いによって運転環境は常に変化します。
守るべき時間は駅ごとに決まっていますが、運転パターンも一つではありません。
いかに普段通りの運行に近付け、安全に、乗り心地良く、お客様を目的地までご案内できるか。
自分の運転技術を通して、日々お客様の当たり前を守っていくことにやりがいを感じます。

今の運転の仕方が果たして正しかったのか、もっと良い方法があったのではないかと、これからも自問自答し続けていきたいと思います。
そしていつか指導操縦者という立場で、培ったものを後輩へと受け継いでいきたいと考えています。

~ 未来の後輩へのアドバイス ~

運転士は、列車を安全に運転しなければなりません。 それは同時に、自分の一瞬の判断でお客様を危険にさらす可能性があるという事でもあります。 そんな責任の重い仕事ではありますが、沿線のお子様が手を振ってくれたり、自分の思い描いた通りの運転が出来たりすると、何ものにも代えがたい感動が味わえます。 ぜひ向上心を持ってチャレンジしてみてください。

2021.10.19

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